北海道立埋蔵文化財センターの設立の目的は、「北海道には貴重な埋蔵文化財が数多く発見されており、
これらの埋蔵文化財の保護、保存・活用を図るため、調査研究を行なうとともに、出土文化財等の収蔵保管、
展示公開並びに文化財保護思想の普及啓発を図る総合的な機能を有する道立の埋蔵文化財センターを設置する」
というものです。その設立の目的に合わせて、 「縄文工房」は、埋蔵文化財の大切さを理解し、興味をもって
もらえるよう、体験学習と展示を連携させて行っているものです。ご利用のみなさまには、今一度その点ご高察
いただければ幸いです。
特に、最近、未就学児のご家族に多くご利用いただいております。その中で、一部、館内を走る、2階にあがる
などの様子がみられます。館内の注意事項にも掲示してありますが、ご本人や他の人のけがにつながること、展示物を
破壊してしまうこと、が考えられます。実際に別記載のとおり、展示物の破損棄損が発生いたしました。職員も注意
することがありますが、保護者の方にも、十分留意してご滞在、体験していただければ幸いです。
もし、展示物を破損棄損させた場合には、必ず、職員へお声がけをお願いいたします。
無料の体験学習「縄文工房」について。4月5,6日、12,13日の週末は各日多くの方々にご利用いただきました。
「縄文工房」のメニューを数量限定にし、席のご利用時間を2時間以内にするなど、ご来館のみなさまには、ご協力
いただきましたが、満席であったり、早い時間に品切れのメニューが出たり、「縄文工房」の新規ご登録で多くの方々に
お待ちいただくなど、ご不便をおかけしました。大変申し訳ございませんでした。
上記の状況を踏まえて、当面、下記の対応をさせていただくことにいたしました。
数量限定でも多くのメニューが品切れになり、メニューの準備が追いつかない状況になっているためです。ご事情を
酌んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
①1日に提供する縄文工房の各メニューは、数量限定といたします。数量は、当日に決定し、ウェブ発信はなく、
館内のみの対応とさせていただきます。
②体験用席のご利用は、2時間以内とさせていただきます。なお、混雑していない場合には、その限りではございません。
③ゴールデンウィーク終了後、臨時休館日5月7日以降の縄文工房については、夏休み期間まで一時休止させて
いただきます。縄文工房については、夏休み期間に一度期間限定で再開する予定ですが、日程、内容については、
後日、詳細が決まりましたら発表いたします。
④ 4月17日(木)から夏休み期間まで、既にご連絡をいただいた団体を除いて、平日、土日祝日問わず、縄文工房に
関する団体の新規予約は、人数を問わず、お引き受けできません。
個人のお客様は、ご予約は不要です。この2週間週末の傾向では、朝早い時間帯に石の玉づくりなどメニューは
数量定数、粘土も午前中の早い時間帯で数量定数になった日がございます。ご希望のメニューがある場合には、
早めの時間帯に来館することをお勧めします。ただし、各メニューとも数量限定のため、定数品切れの場合は、
ご寛恕ください。
なお、縄文工房以外の学校団体や社会教育団体などの団体予約については、別途受付をしておりますので、
ご連絡ください。
改めまして、「縄文工房」は、平成17年度(2005)から、20年間、息長く少しずつ皆様にご支持いただきました。
今後ともなんとか継続していきたいと考えております。そのためには、皆様のご協力が必要です。ご高察、ご高配
いただければ幸いです。
なお、下記についても、十分ご留意ください。
a 4月17日から5月6日までは、石のメニューは1日おひとり様1メニューとさせていただきます。
b 勾玉など玉づくりで出た水は、所定のバケツに捨てるようにしてください。そのほか、片付けはセルフサービスで、
片付けまでが体験学習の一環です。できるだけきれいに片付けもしていただけますよう、よろしくお願いいたします。
c 土日の利用で、土器の発掘体験部分が大変汚れている様子がありました。他の人も使います。砂がコンテナから
こぼれでないよう、気を付けて体験をしてください。
d 火起こしコーナーにある弓切り用の弓で、弓矢をひく真似などしないようにしてください。周りの方、個人の方とも
けがをされる可能性があります。
e 駐車場内での事故については、当センターは一切責任を負いません。ご利用者様自身で安全に注意してご利用ください。
(担当:普及活用課)