現在と同様、昔から木は道具の素材として多く用いられてきたと考えられますが、遺跡においては、木のほとんどは腐ってしまい、残っていません。ただし、河川や湿原等の水辺とその水面下にある低湿地遺跡(低湿性遺跡)には、多くの木の道具が当時の生活環境とともに保存されていることがあります。
 千歳市美々8遺跡では、低湿部において擦文時代からアイヌ文化期にかけての木製の生活用具が数多く出土してました。船や櫂などの運搬具、弓矢や火おこし具など豊富な内容が評価され、平成17年に重要文化財に指定されました。
 

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