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北海道・北東北の縄文遺跡群3展案内

 

北海道・北東北の縄文遺跡群3展

北海道・北東北の縄文遺跡群3展
 
令和6年度北海道立埋蔵文化財センター企画展示
北海道・北東北の縄文遺跡群 3 展「縄文遺跡群とストーンサークル 鷲ノ木遺跡」
期間:令和6年12月7日(土)~令和7年2月23日(日)
場所:北海道立埋蔵文化財センター常設展示室
内容:世界文化遺産となった「北海道・北東北の縄文遺跡群」の顕著な普遍的価値・シリアルプロパティの解説と、縄文遺跡群のストーンサークルの遺跡「鷲ノ木遺跡」の様相について紹介
テーマ1では北海道・北東北の縄文遺跡群の顕著な普遍的価値やシリアルプロパティの各資産の役割を解説する。
テーマ2ではストーンサークルの種類、時代、性格などを紹介し、関連資産鷲ノ木遺跡を紹介する。
対象:主に小学校高学年~中学生を対象とし、高校生以上の興味関心も高める内容とする。
【展示詳細】
テーマ1 縄文遺跡群の価値
(1)縄文遺跡群の顕著な普遍的価値
①北海道・北東北の縄文遺跡群の価値
■  OUVの説明と図解(世界でも稀有な狩猟採集民の定住生活)
■  4属性の内容と図解
■  シリアルプロパティと構成資産の役割り
②北海道・北東北の環境
■  北方ブナ林の環境(北海道はミズナラ・カシワ・クルミ)
■  海洋の環境と資源(海流・魚介類・海獣類)
■  河川の資源(サケ遡上・石材)
■  石やアスファルトなどの資源
③縄文時代の気候変動と定住のステージ(居住形態の移り変わり)
■  リアルスケール年表と定住ステージ
テーマ2 縄文遺跡群とストーンサークル もっともっと鷲ノ木遺跡
ストーンサークル(環状列石)の謎に迫り、鷲ノ木遺跡を紹介
(1)ストーンサークル(環状列石)とは?
(2)縄文遺跡群のストーンサークルの時代?
(3)ストーンサークルは何のためにつくられた?
(4)ストーンサークルをつくった人びとのムラはどこに?   
(5)ストーンサークルをつくる労力ってどれくらい?
(6)天体と関係するってホント?
(7)関連資産鷲ノ木遺跡
【展示資料(予定)】
テーマ1
北海道・北東北の環境ジオラマ
定住のステージモデル&年表
テーマ2
(1)ストーンサークルと関連遺跡の遺物
鷲ノ木遺跡 森町教育委員会所蔵
鷲ノ木4遺跡 森町教育委員会所蔵
浜松5遺跡 八雲町教育委員会所蔵
そ の 他:入館・体験ともに無料
【担当】普及活用課 坂本
<<公益財団法人北海道埋蔵文化財センター>> 〒069-0832 北海道江別市西野幌685番地1 TEL:011-386-3231 FAX:011-386-3238